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ワタナベのワタナベによるワタナベのためのブログ

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どうも、みなさんこんばんわ〜。
本日も更新します!

昨日は帰ってきてから爆睡してしまってかけませんでした。
そういう時もありますね、人間だもの。

さて、7月に入って少したちひしひしと暑くなってきました。新潟でもこんなに暑いのですから都市部ではもっと暑いのですかね。ゾッとします。



さて、本日は「鯱のはなし」です。
それではいきます。




城の天守を見ると必ずあるのが「鯱」。
因みに「鯱」一文字でシャチホコと読む。勿論、シャチとも読む。

天守が復元されていたり、現存している城には大体この鯱が天守にのっているのではないだろうか。
例えば、一番有名な名古屋城の金鯱をはじめ大阪城、姫路城、高知城、熊本城・・・
などなど、国内でも数々の鯱を見ることができる。


あの鯱という生き物は「海のギャング」の、異名をもつあの「シャチ」とは実は別の生き物ということは知っていたであろうか?
(あのイルカとクジラの中間のような海洋生物)

あまり気にしたことはないかもしれないが、天守の鯱と海の鯱とは全く別物。

天守で悠然と泳いでいるあの「鯱」はなんと、想像上の生物である。

顔に注目して見ると、あれ?なんかあのシャチじゃないな? と感じると思う。
天守の鯱は姿こそ魚のフォルムなのだが、頭は虎なのだ。


虎に見えないけど虎なのだ。言われてみれば確かに虎っぽくもあるが・・・。


では、なぜそのような想像上の生き物が天守にのっているのだろうか。

それは、鯱が水を吹く魚という伝説に由来している。
つまり、城の火除け、そして防災のおまじないのようなものであったのだ。

建物の正面に向かって、右がオス、左がメスと決まっていてよく見るとオスの方が若干大きく作られているのだという。
そして、オスは口を開け、メスは口を閉じている。(つまりは阿吽!)


イメージとして沖縄のシーサーや神社の狛犬とほとんど同じ。
設置している意味合いも魔除けや守り神的なものなので、「天空の狛犬」だと考えて欲しい。




一番有名な名古屋城の鯱は金ピカの金鯱だが、一般的には瓦か石、それか銅製で作られている。

名古屋城の鯱が金の理由は1607年に徳川家康が九男・徳川義直を尾張六十二万石に封じ、諸大名に命じて名古屋城の築城工事(天下普請)をさせたときに

①徳川家の威光を天下に示す為

②普請させる外様大名にさらに資金を使わせる為

の2つの理由があるとされる。



さすが、策士・家康。
抜かりないアイデアをする。

このようにして、名古屋城の鯱は金色になったのであった。

今後、名古屋城も現在の鉄筋コンクリート造で復元されたものから、木造への修復の工事が計画されているが(鉄筋コンクリートが壊されるのは個人的に非常に悲しいものがありますが)、木造で復元された暁には当時のままの名古屋城に当時のような「金鯱」がのるのを見て見たいものである。


ぜひ、その際には家康も見たその名古屋城を目に焼き付けてはどうだろうか?
(そのときには本丸御殿も行こう!)






どうでしたか?鯱のことがよくわかりましたか?
鯱は怖い顔もしてるように見えますが、よく見ると可愛いですよね。
もっと、キュートに作れば人気が出そうですね。


私も将来家を建てることができれば鯱を屋根に付けたい!と思います!
その為に明日からも頑張って働きます。


そんな、鯱の話でした。

それではまた。


good night!



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