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ワタナベのワタナベによるワタナベのためのブログ
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どうもこんにちは。
いや〜、今日も暑いっす。
熱帯ですねぇ、
新潟でこんなに暑かったら都市部はどうなっているのかと、もうサハラ砂漠的な感じなんでしょうか。考えただけで恐ろしいですね。
というわけで、先週の小旅行の話は全て出し尽くしてしまいましたのでまた本日から小ネタを話そうかと思います。
本日は「越の国のはなし」です。
ではいきましょう。
新潟に来て初めて知ったことがある。
それは新潟県は3つのエリアに分かれているということ。
分けると、
①上越
②中越
③下越
と上中下で新潟を3分割した呼び方があるようだ。
上越と言えば、上越市や糸魚川市があるエリアの事。
中越は長岡市や柏崎市のこと。
下越は新潟市や村上市のことを指す。
地図で確認するとよくわかるのだが、どこか少し違和感が無いだろうか?
普通の日本地図で見ると、上越は新潟県の下の方にあって下越は上の方にあるではないか。
一体どうしてこうなったのだろうか。
そう疑問に思われる方もいるだろう。
この理由というのはズバリ、かつて天皇がいた都に近い方から上・中・下と呼んでいるのである。
なので、新潟県のエリア分けはこのように少し現代とはアンマッチな事になっているのだ。
因みにこれは旧国名でも同じ現象が起きている。
例えば上野国と下野国。そして、上総国と下総国。この4国が上記の理由から日本地図では上下逆だが京都に近い順でこのようになっているパターンの例である。
また、最初に紹介した新潟県の旧国名でも同じように旧国名が決められている。
新潟県の旧国名は越後国である。
ではお隣の国はというと、富山県は越中国。
お!これもこのパターンだな!というのがわかるだろう。
加賀国を挟んで福井県はそう、越前国である。
このパターンも上・中・下ではないが前・中・後という名称がついている。
これは、元々は福井県、石川県の一部、富山県、新潟県の一体を「越の国」と呼んでいたことからこういった名称がついた。
越の国の前側にあるから、越前国。
真ん中にあるから、越中国。
後側にあるから、越後国。
と、こういった感じで旧国名がついていったのである。
実は規則があったのである。
日本全国にもこういった事例がまだまだあることは間違いないと思われるので自分の住んでいる近くの地名に「上」とか「下」とか入っていたら少しこの話に当てはめて欲しい。
というわけで今回は終了。
さて、私自身すごく勉強になるお話でした。
やっぱり地名って面白いですね。
地名LOVE!
今週終われば連休!!
明日からまた頑張りましょう!!!
それではまた!
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