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ワタナベのワタナベによるワタナベのためのブログ

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どうもこんにちは。
昨日に引き続き、テレビがないとこんなに暇なのか!という休日を過ごし、これはどこかに出かけるのが吉。と判断し本日もアクティブに出かけてきました。

そんな本日は井波編ということで、南砺市は井波の観光スポットでの旅の一コマをお伝えします。


本日は、昨日と打って変わって曇天の空模様。
あまり気分は乗りませんでしたが、折角なので出かけることにしました。

目的地は彫刻で有名な「井波」。

実は私、そういった彫刻とかに興味があるというか、凄く惹かれるものがあったので井波には行ってみたいと以前から思っておりました。

そんなこんなで、「こんな天気だけど、まぁ行きたかったところだし行ってみるか」という面持ちで出発。


借りてるアパートから車で20分もしないくらいで目的地である井波の町へ。

公共駐車場に車を止めていざ井波の街並みを散策開始!


井波のメインストリート?八日町通り


ここが井波の古き良き街並みが残る「八日町通り」。
何と言っても多くの彫刻関係のお店が軒を連ねていました!!

木工細工のお土産屋さんが多かったイメージです。
午前中の割と早い時間だったこともあって観光客はほぼいませんでしたので、静けさが通り一面に張り詰めていました。

その八日町通りを奥まで進むと、突き当たりにあるのが、本日のメインスポット、

「井波別院 瑞泉寺」


場所:富山県南砺市井波3050




 井波別院瑞泉寺は、明徳元年(1390年)、本願寺5代綽如上人によって開かれました。
外国から送られてきた難解な国書を、綽如上人が解読し、天皇は大変喜び、一寺寄進を
申し出られたと伝えられております。
綽如上人は、多数念仏信者の浄財による建立を希望され、天皇は勧進状を認(したた)
める料紙を贈り、勅願所として当寺を建立することを許可されました。
 明徳元年(1390)越中へ帰った綽如上人は、直ちに「勧進状」(明治38年国宝に指定)を作り、
広く加賀・能登・越中・越後・信濃・飛騨・6カ国の有縁の人々から浄財を募り、瑞泉寺が建立され
ました。この寺は、北陸の浄土真宗信仰の中心として多くの信者を集め、又越中の一向一揆の
重要拠点ともなった寺院となっていきます。
 15世紀末には、井波城と称しました。福光城主石黒氏を破るとともに、井波の町は寺内町として
発展します。16世紀、佐々成政の軍勢に攻められ、焼き払われてしまいます。その後城端北野に
移った後、再び井波へ戻り、現在の場所に再建されました。
 現在の本堂は、明治18年(1885年)に再建されたもので、木造建築の寺院としては、日本でも
有数の建物です。井波大工の棟梁松井角平恒広を中心に多くの大工、彫刻師が完成させました。
 太子堂は、大正7年(1918年)、井波建築、井波彫刻、井波塗師の優れた技を集めて
再建されました。棟梁は松井角平恒信で、大工34人が建築にあたり、7年がかりの大工事でした。
 大門(山門)は、天明5年(1785年)、京都の大工によって建て始められましたが、京都本願寺の
再建工事が始まったため、井波大工がその後を引き継ぎ完成したものです。
(井波別院瑞泉寺公式HPから引用http://www.geocities.jp/inamibetuinzuisenji/)


と、まぁこういった由緒のある寺院です。


まず、入って正面にはなんとも勇ましい大門(山門)!


井波別院 瑞泉寺 大門


この大門には数々の細やかな彫刻が至る所に彫ってあり、一見の価値ありです。
その細かさに、当時の職人の仕事ぶりに脱帽でございます。

山門をくぐると受付へ行きます。
拝観料は300円と、まぁ安いくらいのお値段。


受付を済まして正面を見ると、そこには壮大な本堂がドーンと、構えておりました。


井波別院 瑞泉寺 本堂


早速、本堂の中へ入ると中もやはり御立派。
煌びやかな本尊がお出迎えしてくれます。

続いては太子堂と呼ばれる建物へ。本堂から渡り廊下を歩いて行けます。

この太子堂は何と言っても「井波が誇る彫刻のオンパレード」!
撮影禁止の為、写真はないのだが天井近くに15もの様々な彫刻が、そして屋根の付近にも至る所に細かい彫刻がなされていてこれぞまさに井波彫刻の粋を集めた傑作。

日本ではここでしか見れない美しい彫刻が見れました。


その隣の宝物館は当寺社に所縁のある品々が展示されていました。


いや〜、こんな田舎にも隠れ観光スポットがあるんだなぁ、と思い瑞泉寺を後にしました。


井波別院 瑞泉寺 太子堂



井波別院 瑞泉寺 太子堂の彫刻の一部




続いては、八日町通り周辺の細々とした観光スポットをダイジェストで。

①池波正太郎ふれあい館
池波正太郎がこの地に縁があり、書簡などが展示されてました。

②井波美術館
井波が誇る芸術家の作品が多数展示されてました。

③翁塚・黒髪庵
松尾芭蕉の門下が芭蕉の墓から小石を三つと遺髪をここに納めたとか。
小さく、静かな建物です。
ただ、小虫がめちゃくちゃいて不快でした。



上記三つの場所は全て八日町通りに点在してました。

色々拝見しまして、八日町通りを去ることにしました。



続いての目的地は、井波の道の駅。

ここには何と言っても
「井波彫刻総合会館」

がありますので、心を踊らせていざ出立!!

道の駅の敷地内だということもあり、そこそこ観光客で賑わいを見せていました。
ただ、こんな渋い観光地は高齢者しかいませんので本当に終始浮いていました。

で、お待ちかねの井波彫刻総合会館へ!


井波彫刻総合会館 入口


入館料は500円。入館手続きをすまして中に入ります。
館内は撮影禁止だったので、残念ながらお見せできませんがあんな彫刻やこんな彫刻まで、それはそれは多数の芸術作品が展示されておりました!!
ここには井波彫刻協同組合のみなさんの作品により構成されていて、小さな彫刻から特大彫刻まで組合のみなさんの本気(マジ)がそこにはありました 笑・・・。

全てに値段が付いていることにも驚きました。
高いものでは数百万円という、驚きプライス。

これぞ、最高峰の彫刻家の技を五感を通して体感しました。

木の芸術っていいですね〜。心が和みますし、その彫刻の匂い。
兎に角いいですね〜。


井波彫刻の技術力の高さを見ることができました。



と、こうして井波のたくさんの観光スポットを巡ったところで本日の旅は終了。
こういった、隠れマイナー観光地もいいものですね。

こういった芸術は歳を追うごとに見方や感じ方が変わってくると思いますので、是非何年後かに訪れたいです。


さて、多くの芸術に触れてインスピレーションを得れたことで仕事にも何か繋げるぞ〜!


といったとこで、今回の歴史探訪は閉幕します。


ご閲覧ありがとうございました。

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