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ワタナベのワタナベによるワタナベのためのブログ
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どうもみなさん
こんばんワン(犬)!
昨日は眠すぎて更新できずにいましたが、
本日こそ更新です。
本日は軽〜く、ミニ歴史として1つお話出来たらと思いますのでお付き合い下さい。
そんな本日は題して、
「戦国時代由来の慣用句」 です。
それではいきましょう。
日本語の慣用句や故事、諺などには歴史的な事が由来している言葉は物凄く多いです。
例えば、
「早起きは三文の得」という諺があります。
これは諸説ありますが、以下に記す通りの由来があります。
かつての奈良では鹿は神の遣いとして保護されていました。その鹿が偶然にも自分の家の前で死んでいたら罰金として「三文」を払わなければいけない、という掟があったようです。
その為、家の主人は朝早起きして鹿の死体をこっそり移動させたことがあったと言います。
つまり、早起きして鹿の死体を移動してしまえば本来払うはずであった三文を払わなくてすむ、イコール「三文の得」である、とこういう風な由来があったわけです。
そこから「早起きは三文の得」として現在までも使われているんです。
このようにまだまだ歴史的な由来の慣用句や諺はあります。
その中でも、私の好きな戦国時代にはどのようなものがあるか調べてみましたので、それらを列記してみようと思います。
まず、初めに有名どころとして
「敵に塩を送る」 という言葉があります。
意味としては、敵の弱みにつけこむのではなく、逆に苦境から救うというものです。
これは知っている方も多いことだと思いますが、由来を書いていきましょう。
戦国時代に、上杉謙信が敵将の武田信玄の領国である甲斐国で塩不足により苦しんでいるのを知り、敵ながら塩を贈った、ということに由来しています。
まぁ、これは有名ですね。
続きまして2つ目です。
「洞ヶ峠を決め込む」という言葉です。
これはあまり知っている方もいないのではないかなぁ、と思います。
意味として、両者を見比べて、有利な方につこうとして形勢を見ること、また日和見的な態度をとることをいいます。
それでは、由来を見ていきましょう。
この言葉に出てくる「洞ヶ峠」とは京都の南部と大阪の枚方の間にある峠のことです。
1582年に本能寺の変が起こり、山崎の合戦で筒井順慶が羽柴秀頼か明智光秀かどちらか有利な方に加勢しようとしていたことから由来しております、
そして、3つ目は
「元の木阿弥」という言葉です。
意味としては一旦良くなったものが、再び元の状態に戻ることを言います。
そして由来ですが、これも洞ヶ峠を決め込むで出てきた筒井順慶が関わってきます。
戦国時代に筒井順昭が病死した時に、その死を隠すために子の筒井順慶が成人になるまで超えの似ていた木阿弥という漢を寝室に寝かせ来訪者をあざむき、順慶が成人して順昭が実は既に死んでいたことを公表すると順昭のフリをしていた木阿弥は再び元の身分に戻ったこと、に由来しています。
と、本日こそ3つの言葉を紹介しました。
実際はまだまだありますが、本日はこれくらいにしておきましょう。
まさかの筒井順慶が3つ中2つ絡んでいるということは面白いですね。
筒井順慶という武将も面白いので是非調べて見て下さい。
まぁ、とりあえず本日はこれくらいにしますか。
みなさんも、慣用句や諺の由来を調べてみてはいかがでしょう?
それではまた明日!
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