ナベログ!
ワタナベのワタナベによるワタナベのためのブログ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
どうも、こんばんワンダーワイドホワイトボール!
もう今週も金曜日、明日から三連休です。
やったね!
ということで暇なのでなんとなく更新します。
久々に歴史から離れようと思います。
そんな本日は少し為になるようなことが書ければと思います。
題して、
「“日本”の読み方のはなし」
です。ではいきましょう。
「ニホン」
「ニッポン」
一体、どちらの読み方が正しいのだろうか。
ふと疑問に思う方もいるだろう。
しかしながら、この読み方がどちらかというのはあまり日常で気にしないことも多い。
例えば、テレビのニュースでアナウンサーがどちらで原稿を読んでいるのか気にしたことは無いのではなかろうか?
ということで、NHKの公式HPを覗いてみよう!
「ニホン」か「ニッポン」
1998.07.01
銀行・証券関連など最近のニュースで、企業名を含めて「日本」という言葉がよく出てきますが、「ニホン」か「ニッポン」か読み方はどうなっているのでしょうか。
両方の読みがあります。
解説
NHKでは、「日本」を正式の国号として使う場合は「ニッポン」、そのほかの場合は、言葉に応じて読み分けています。
昨年来の一連の銀行・証券の経営破たんや合併、大蔵・日銀汚職、それにワールドカップ・サッカー関連で、ニュースや番組に連日のように「日本」という言葉が出てきたためか、視聴者からのものを含めて「ニホン」か「ニッポン」かの問い合わせが目立ちました。
「日本」の付く語としては・・・
(1)「日本」と(2)「日本~」「~日本」があります。
このうち(1)については、正式の国号として使う場合は「ニッポン」。そのほかの場合には「ニホン」と言ってもよいとしています。「日本」が付く語の実際の読みについては、
[ニホン]と読む語 日本画、日本海、日本髪、日本橋(東京)ほか
[ニッポン]と読む語 日本(国号)、日本国民、日本橋(大阪)ほか
[ニホン]または[ニッポン]と読む語 日本一、日本記録、日本語ほか
[ニホン]を第1とし、[ニッポン]を第2とするもの 日本アルプスほか
以上4つのケースに読み分けています。(NHKことばのハンドブックP138)
ちなみに、応援の場合には歯切れの良い「ニッポン」が定着しています。4年後のワールドカップ・サッカーでは、心機一転、日本チームの快進撃を期待しています。「ガンバレ!ニッポン」
(https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/001.htmlより引用)
結論は出てしまった感は否めないのだが、結局どちらでも良いというNKKさんの見解。
その他、NKKのHPに下記のことも記載があった。
「ニホン」か「ニッポン」か 「日本」の読み方の現在
平成15年度(後半)「ことばのゆれ」全国調査から(1)
2004年4月「放送研究と調査」
NHKに毎日寄せられる問い合わせのうち、昔から尋ね続けられてきた代表的なものに国名としての「日本」の読み方は「ニホン」なのか、それとも「ニッポン」なのか、というものがあります。
国号「日本」の読み方は、公式に定められたものがありません。国レベルでは、昭和9(1934)年に当時の文部省臨時国語調査会が呼称統一案として「ニッポン」にすることを決議しましたが、政府で採択されず、正式な決定がないまま現在に至っています。
教科書を発行する出版社にも「日本」の読み方について同じ質問がたびたび寄せられるそうで、たとえばある社のホームページでは、「法律をはじめ明確な規定はなく」とした上で、NHKの使用方針が例として紹介されているのです。そのほか、国語辞典などでもNHKの例が取り上げられていて、この読み方は非常に難しい問題のようです。
NHKでは、現在の放送用語委員会の前身「放送用語並発音改善調査委員会」が、昭和9年の発足当時に「正式な国号として使う場合は、『ニッポン』。そのほかの場合には『ニホン』と言ってもよい」という方針を決定していますが、それから70年、現在「日本」はどのように読まれているのでしょうか。今回、調査すると、「ニホン」が61%、「ニッポン」が37%という結果になりました。また、年代別では、若い人ほど「ニホン」が増える傾向がありました。ゆれてきた「日本」の読み方は、今後、NHKの使用方針と異なる「ニホン」派が増えていくのでしょうか。
今回は、現在の「ゆれ」の状況について、「日本銀行」の読み方など社会で関心が持たれているいくつかの事例を検証しながら、調査結果とともに報告します。
また、昭和9年の文部省臨時国語調査会が、国号としての「日本」の読み方を「ニッポン」にしたのは、NHKの決定からわずか1週間後のことで、NHKの決定が影響したとも言われています。このころの経緯についても合わせて調べました。
(https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/research/002.htmlより引用)
かつて、文部省が統一呼称として「ニッポン」を採用したが、政府で正式に採択がされていない、との一文がある。
なるほど、採用はしたが正式に採択されていないと。
ということは、やらり「どちらでもいい」ということである。
案外早くに結論が出てしまった。
関連して多くの会社の社名に「日本」と入れているがこれも読み方はバラバラなのだろうか?という疑問を少し感じこちらも調べてみることにした。
・日本銀行
⇨「ニッポンギンコウ」
・日本通運
⇨「ニッポンツウウン」
・全日本空輸
⇨「ゼンニッポンクウユ」
・日本航空
⇨「ニホンコウクウ」
・東日本旅客鉄道
⇨「ヒガシニホン・・・」
と、有名企業はこのような感じらしい。
日銀がまさかの「ニッポンギンコウ」が正式とは、初耳である。
航空会社大手2社もそれぞれ違う読み方というのもややこしい。
個人的に日通は「ニホンツウウン」かと思っていたが違うらしい。
まぁ、このように会社によって正式名称はバラバラであることが分かった。
社名に「日本」がつく場合は今度からどっちの読み方なのかを意識してみるのも大切であろう。
そして、相手に失礼のないよう正式名称を言うようにしよう。
と言うわけで以上です。
個人的には少し勉強になりました。
特に社名なんかは拘りがあるかもしれないので要注意ですね!
それでは本日はここまで。
おやすみなさい〜
PR
プロフィール
HN:
ワタナベ
性別:
男性
最新記事
(08/29)
(08/26)
(08/21)
(08/16)
(08/06)